洗濯機のカビ。大家族と一人暮らし。
2021/09/29
こんにちは。
カビ取り名人の山崎です。
今回は、
「大家族と一人暮らし、どちらの洗濯機の方がカビが多いのか?」
について
お話ししていきたいと思います。
まず、テーマにもある
この質問をさせてください。
Q 大家族と一人暮らしでどちらが洗濯機のカビが多いのか?
皆さん答えは
どっちだと思いますか?
正解は、、、
A 大家族です!
一人暮らしと答えた方、、、
そう答えたくなる気持ち、すごくわかります(笑)
僕も、そう思っていたので、、、
おそらく
一人暮らしの方と
答えた方は
使う頻度が少ないので
イメージ的に放置したものは
カビで汚染されていると
思ったのではないでしょうか?
では、
本題に入りますが
なぜ、大家族の洗濯機の方が
カビで汚染されやすいのかを
解説していきますね。
まず、
使い始めてどのくらいで
洗濯機にカビが発生するのかという事を
お話しします。
ある調査で、
使用期間が
①半年未満の洗濯機 と
②半年~1年使用した洗濯機 で
洗濯水1ミリリットルの中に
どれくらいのカビ数(平均)が検出されるか調べた結果、
①半年未満 = 11.7個/ミリリットル
②半年~1年 = 51.5個/ミリリットル
なんとその差は約5倍!
使い始めて半年ほどしか
経っていない洗濯機でも
カビの汚染は
軽視できないことが
おわかりいただけるかと思います。
この結果から読み取れるのは、
洗濯機のカビ汚染は
使用回数と密接な関係にあるという事です。
以前のブログで解説していますが、
水回りに生息するカビの大好物は
主に界面活性剤です。
洗濯機の場合、
洗濯洗剤や柔軟剤が
主なカビの餌になります。
要するに、
使用回数が増えることにより
洗濯洗剤や柔軟剤に含まれる
界面活性剤が蓄積して
層のようにカビが繁殖してしまうという事です。
また大家族の場合、
一日に2~3回選択するご家庭もあるかと思います。
その場合洗濯機が湿っている状態が
長く続くので
なおさら、
カビが繁殖しやすい条件になっています。
洗濯機のカビ汚染は、
肌が弱いご家族の方がいる場合
アトピーなどの原因にもなるので
気を付けていた方がいいかもしれません。
次回のブログでは、
洗濯槽クリーナーを使用する場合の
ポイントについて
解説しますので
是非そちらも
ご覧になってください。
↓こちらの動画でも解説しています↓